バファローズNextのプロ野球観戦記'01


 バファローズNextが2001年に見に行ったプロ野球観戦です。カッコの中の勝敗は観戦した試合で自分の応援したチームの勝敗を示します。

バファローズNextのプロ野球観戦記'02
バファローズNextのプロ野球観戦記'00

10/21 大阪ドーム 日本シリーズ第2戦
ヤクルト   0 1 2  1 1 1  0 0 0  6 
近   鉄  0 0 0  1 1 4  0 3 X  9 
ヤ 藤井、島田、山本、五十嵐 近 岩隈、関口、山村、前川、三沢、岡本、大塚 本 真中1号、中村1号、水口1号、ローズ1号 勝 岡本1勝0敗 S 大塚0勝0敗0S 敗 五十嵐0勝1敗
 今日は第2戦。11時過ぎに球場に行き、昨日確保した場所へ。ノートパソコン持参で昨日のこのコーナーの文章を書く。今日は大学時代の後輩と5人で球場入り(一部、昨日とメンバーは代わる)。開門は14時30分と早い段階で発表されたこともあって、昨日みたいに強行突破しようとしたファンとかはいなかった。
 開門後、座席取り。昨日よりちょっと上だけど下段のいい位置を確保。ここでもパソコンをする。とはいえあまり集中して出来なかったような。練習では相変わらずペタジーニが飛ばしまくるし…。はっきり言って怖い。久しぶりに会った人もいるので同窓会気分となって盛りあがって、なんだかんだしているうちに試合開始となった。
 今日の先発は予想通り、近鉄は岩隈でヤクルトは藤井。左投手とあって、昨日と全く同じオーダーであった。初回、岩熊は3人で片付けると近鉄も水口が四球で出たけど後続が続かず。2回、岩隈が併殺崩れで3塁まで行ったランナーを惜しくも返してしまう、かわいそうな失点を喫し、続く3回にもピンチを迎えて満塁としたところで早くも岩隈をあきらめて関口。妥当な選択かもしれないが、ロングリリーフを考えて前川を持ってきても良かったのではないかと思う。右打者となったところで山村にスイッチ。シーズンでは先発完投とかもしていたので、山村にロングリリーフかとも思った。
 近鉄は藤井の前に北川があっさりと2安打目を放つ早くも昨日の安打を上回った。しかし後続が続かず。北川は1番を打たせてもいいのではとさえ思った。
 4回裏には紀洋が左中間方向に待望のホームランを打つ。シリーズ初得点で喜びまくった。チャンステーマ2が踊れたので嬉しかった。
 5回から前川が登場。山村にはロングリリーフをさせるのかと思ったのに意外である。この下位も1点を失ったが、その裏、古久保が粘って出塁し、大村がラッキーなポテンヒットで出塁、水口が送って1死2・3塁からローズが犠飛。もったいない気はしたけど仕事はしたという感じ。6回表にも1点失われ、せっかく取った点数が意味ないなと思っていたが、その裏、ランナーを貯めて藤井が降板。「国鉄電車で早よ帰れ」を期待するも「環状線で早よ帰れ」と変哲もないもので残念。セ・リーグ5球団と対戦するときはおそらく環状線なのかな思った。阪神との対戦ならおそらく「阪神電車で早よ帰れ」となるだろうが、リーグ優勝すらなかなかならない球団なだけに、「西大阪線シリーズ」の実現はまだ遠い…。このあと、大村のタイムリーのあと、チャンステーマ2が流れる中、水口が何と同点3ランホームラン。さすがボールが見えている。おかげで7回表のヤクルトのラッキー7で東京音頭が流れる中、水口コール、大村コールが飛び交った。この回は両軍0点であった。近鉄は2死後ピンチを迎え岡本を投入。ブルースリーの曲がかかる。2球でこの回を切りぬけると、その裏、大村、水口などがつなぎ、ローズが勝ち越し3ラン。公式戦から数えて56本目である。紀洋も大きな当たりだったが届かなかったのが悔やまれる。
 こうなると近鉄の勝ちモード。大塚を投入し締めてくれる。先日の愛敬ほどではなかったが、岡本が2球で勝利投手となり、3点差を守った大塚にはセーブがつく。梨田監督のインタビューのあと、ローズが「絶対優勝するぞ〜!」のおたけびが響き、近鉄バファローズの歌を歌う。二次会も見たかったが、他の仲間が帰りたがってたので球場を後にした。私は早く出ても終電は同じなので別に良かったんだけど。自分は大阪駅から急行「きたぐに」で金沢へ帰る。何人かドーム帰りの人も見かける。3時18分に金沢に着き、家に帰ったら仕事に備えて速攻で寝た。疲れたけどいい試合だった。
10/20 大阪ドーム 日本シリーズ第1戦
ヤクルト   0 1 0  0 0 3  0 1 2  7 
近   鉄  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0 
ヤ 石井一、河端 近 パウエル、関口、柴田、愛敬、前川 本 ラミレス1号、古田1号 勝 石井一1勝0敗 S 敗 パウエル0勝1敗
 待ちに待った日本シリーズ第1戦。外野自由席はいい座席を確保しようと、1週間前から列が出来ている状態、とはいえ、ビニールシートで確保しているという状態であり、一緒によく観戦している後輩が木曜日に確保してあった場所に終結。金沢を始発の普通で来たこともあり眠い…。
 開門を待つこと約1時間。どの席を確保するかで検討し、外野下段と上段に分かれたりしたが、結局は奇跡的に下段席の比較的いい位置を確保できた。中に入っても松こと数時間、大学時代の後輩たちとなんだかんだ話をするが、自分のことは何にも出来ていないなあとい感じ。なんだかなあ〜。
 さてオーダーの発表。先発投手はヤクルトは石井一で近鉄はパウエル。予告先発がないので違和感があるが、まあ大方の予想通り。スタメンに北川が抜擢されていたのは意外だが、近鉄は石井を打ち崩せるのであろうか。シーズン終盤にローズと紀洋の調子が悪かったのが解消されればいいのだけど。応援にも力が入る。普段は対戦している相手と違うことが一番の原因だと思う。ヤクルト側からも「KO!KO!バファローズ」とすごい熱の入れようである。あと、今日の内野席(シーズン中は自由席となっているところ)はOSKのステージが取り払われていて、近鉄バファローズ社員後援会の姿がなかった。
 始球式に日本シリーズ8回出場0回優勝の西本監督が登板。優香のほうがよかったなあ。なんだか不吉な予感がする。18時10分に試合開始。初回、パウエルは制球難のために四球でランナーを出すも何とか無失点で切りぬける。気合の入った「KO!KO!バファローズ」が聞こえる。その裏、石井一もそれほど制球がいいわけではなかったが、大村の凡打や、ローズのシーズン終盤以来調子が戻っていないことから、結果的にゼロに押さえられる。2回表に古田の2塁打で岩村のタイムリーで早速1点取られてしまう。対する近鉄は調子の上がって来た石井一の前に凡退、拙攻が続く。
 パウエルは四球や安打を打たれるが、1死2、3塁から内野ゴロでホームで刺すなど切りぬける。両者そのまま5回裏まで終わるが、6回表にパウエルがら2者を出した後にラミレスに3ランを打たれる。これには参った。パウエルはこの回で降板。近鉄はヒットすら打てないまま7回表に。
 普段は大阪ドームではビジターチームの応援歌も流れるのであるが、「今日はどうなんかな」と思っていたら何と「東京音頭」がかかる。曲がかかるとは驚きである(他にも「飛び出せ!ヤクルトスワローズ」という方法もあったと思うが)。阪神と日本シリーズしたら六甲おろしがかかるのかな?そういえばセでは7回でも曲がかからないところも結構あるなあ…。オープン戦はどうだっけ?
 この回は関口で切りぬけ、7回裏に北川がチーム初安打でノーヒットノーランを逃れる。そして「チャンステーマ2」がかかり、代打鷹野も得点には結びつかずじまい。
 8回に古田のホームランで追加点を取られる。近鉄は愛敬や前川が登板。前川のテーマソングが「太陽にほえろ」だったのか…。試合慣れの登板かな?
 ヤクルトも最後は河端が登板するが、回の途中交番はなく「○○電車で早よ帰れ!」は聞けずじまい。試合は0−7とボロ負けで、チーム最小安打(1)というシリーズ記録を更新。良かったのは2四球の水口、1安打1四球の北側という感じ。チャンステーマ1と3は使わず。試合後、3塁側から若松監督の現役時代の応援歌が流れている中。球場を出て、翌日の入場待ちの列に備えて帰った。
9/24 大阪ドーム
西   武  0 0 3  0 1 0  0 1 1  6 
近   鉄  0 0 0  2 1 1  0 0 3X  7 
西 松坂 近 岩隈、前川、岡本、三沢、関口、柴田、門倉、愛敬 本 ローズ55号、マクレーン39号、北川5号、中村45号 勝 愛敬2勝0敗 S 敗 松坂15勝14敗 (5勝2敗)
 今日は大混雑が予想されていたので、試合開始2時間45分前の10時15分に球場に着く。レフト側から入ろうと計画するも、「列は柵をはみ出してたとしても、同じ階で済んでいるであろう」という予想は外れ、昨日と大体同じ位置である。昨日より試合開始は1時間遅く、並んだ時刻は45分早いのにである。まあライバルの西武との対戦で、松坂が登板とあっては仕方ないか。とはいえ今日は昨日とはうって変わって暑く、開門まで暑い中、外で待たされる。昨日よりも開門時刻は遅いのも困った。こんな早くから並んでもライト側下段席はやばい状態である。ライト側外野自由と内野自由の列は500m〜1kmくらいになるであろう。
 さて11時30分頃に開門。通常よりも1時間近く早い開門である。最近は先に来た人が確保する席の量が多いため、自分たちが入った頃にはライト側下段座席は確保できず、立見席に新聞を引いて陣取った。上段席なら確保できたかもしれない(とはいえ、今日はそれも怪しい)が、友達はどうしても応援がしたいというため、ここに落ち着いた。
 試合開始までまだまだ時間がある。今日は14時開始なので、それまで友達と話しまくり。もう1人、大学時代の同輩も近鉄の応援に駆けつけた。西武側も近鉄ファンで結構埋め尽くされ、試合開始前には内外野自由席とも満杯、内野の指定席にはまだ空席があるが、切符は既に売り切れといった状態であったので、多分しばらくしたら埋まるのであろう。
 さて試合開始。今日近鉄が勝ってダイエーが負けるとマジック1である。岩熊は前回2安打寒風とあって、初回の立ちあがりはよかった。西武側は今日は九州からも応援にきているようであるが、関西の西武ファンはトランペットが一定でなく、応援慣れしていないといった感じ。西武ファンには案外内野自由席で試合を楽しむ人が多いというのもある。松坂もまずまずといったところ。今日は「松坂倒せ〜お」「KO!KO!松坂」である。ローズのホームランに期待がかかるが、私は出塁期待である。しかしここは凡退。
 岩隈が早くも3回につかまり、前川に交代。こんなことなら前川を先発させても良かったのではないかと思うが、岩隈も一気にエースの扱いをされてしまってかわいそうという感じ。結局、高木浩、小関の2本のタイムリー二塁打が飛び出し、3点を先制される。せっかく前川を使っているというのに4回表には岡本にスイッチ。休ませる前に総力戦というのも分かるが、オリックス戦に響かないかと心配である。たいする近鉄は3回裏は倒れたが、4回裏、ちょっと崩れた松坂から3つの四球で二死満塁のチャンスを作ると、古久保のところで代打(益田)大介が2点タイムリー。大輔対決であった。古久保に代打を送った関係で、キャッチャーは守備が心配の的山に交代。案の定、5回表に一死満塁とされたあと、カブレラを浅い左飛に打ち取り、バックホームしてランナーをくぎ付けにしたかと思いきや、2塁を刺そうとして送球、その間に3塁ランナーに生還される。的山は2塁に投げる構えだけでよかったのでは。結局マクレーンも打ち取れたのだから。
 5回裏、ローズに回ってくる。個人的にローズにはホームランよりも出塁を期待しているが、ここで日本タイ記録となる55号ソロが飛び出す。すごい歓声である。これで136得点で日本記録まであと7点となった。的山の失点がなければ同点だっただけに悔やまれる。6回裏にはギルバートの安打、的山が四球を選び、今日調子のいい大村がセンター前タイムリーを放ち、ようやく同点に追いつく。友達は「大村は頼りない」というが、この2試合を見る限り調子はいいと思っていたから信じていた。
 同点になって面白いところであるが、7回はローズがまた狙いすぎ。大振りばかりなので攻めるほうも攻めやすいのであろう。これでは136得点止まりかと悔やまれる。8回表からは巨人から移籍してきた三沢が登場。しかし1死から清水、和田の連打で早くも交代。左の鈴木健ということもあって左の関口を登板させたが、これは不可解であった。全力を尽くすにはちょっと心配な投手なだけに、三沢を代えるのであれば思い切って大塚か、左でも主戦級である門倉をぶつけるべきだと思う。西武は代打・垣内を送る。これでは何のためのワンポイントなのか理解に苦しむ。結局、垣内は四球で満塁とされ、高木浩へは押し出し四球で1点勝ち越される。9回表からは門倉が出てカブレラを打ち取るも、二死からマクレーンの39号ソロで突き放され、その後もランナー出して愛敬へスイッチ、あっさりと後続を断った。
 こうなると西武・松坂の勝利は濃厚である。ここまで苦しみながらもまとめてきた松坂であったが、9回裏に代打・北川のホームランで1点差。水口が出塁してローズ。ここはサヨナラのランナーとなるので出塁を期待するが、回りが新記録を期待しすぎ、フルカウントになったのにあえなくは三振。そして松坂VS紀洋。大半が紀洋を応援する中、松坂は真向勝負を選択。何と紀洋には45号サヨナラ2ランが飛び出した。
 今日は投手交代も激しく、6時過ぎになっていたが、ヒーローインタビューから近鉄バファローズの歌、二次会まで楽しむ。大阪から金沢へも最終のサンダーバードよりも遅い、新幹線+加越に変更した。  この日の観衆は48,000人と満員御礼である。自分の覚えている限り、初年度と2年目の松坂関西初登板の日を除くと、大阪ドームで48,000人の満員御礼なのは初めてである。今日は混むべきして混むべき試合であり、試合展開も大変面白く、印象深い試合であったと思う。これで26日のオリックス戦も優勝が決まるとあって相当な混みようとなろう。
 あと、この日の勝ち投手は1球しか投げていない愛敬であった。それに比べ、愛敬の164倍も投げた松坂の敗戦はかわいそうに思うが、首脳陣がエースにすべてを任せ、もう1歩で勝利するところまでこぎつけ、紀洋とも真向勝負を挑んだのは大変評価したい。松坂は14敗しているが、投球回数がずば抜けており、エースという風格が感じられる数少ない投手だと感じる。投手陣が貧弱な近鉄からすればうらやましい限りである。
9/23 大阪ドーム
日本ハム   0 0 0  0 0 0  0 0 0  0 
近   鉄  0 1 0  0 0 0  0 0 X  1 
日 岩本 近 パウエル、大塚 本 勝 パウエル4勝5敗 S 大塚1勝5敗25S 敗 岩本7勝11敗 (4勝2敗)
 M5ということもあって、今日は試合開始2時間半前に球場へ。切符を買うのにすら長蛇の列が出来ている。自分はファンクラブということもあって15分ですんだけど、一般の列ならその3倍くらいかかるという感じ。開門は3塁側に並び、入場後一塁側へ移動。ラッキーカードが石毛選手だったので嬉しかった。外野席下段は確保できたものの、応援団のすぐ後ろは取れず、相当センターよりになってしまった。こんな大変な状態はもう少し何とかならないものだろうかとも思う。
 今日の予告先発はパウエルと「まいど」の岩本。近鉄はバーグマンと思っていただけに意外。まあ岩本は東京遠征に行ったと気に打ちまくったから打てるかと予想するが…。
 13時に試合開始。ローズの打席ではファンからホームランの期待がかかる。先週からずっと54本のままなのでそろそろ打って欲しいと思っている人が多いが、個人的にはローズは、55本塁打よりも14年も古くに作られたシーズン最多得点(143得点)の更新を期待しているので、とにかく出塁することを期待する。しかし結果は凡退。
 2回、先頭の紀洋が出塁するも礒部が併殺打に倒れ、最悪。しかし吉岡が出塁し、憲史がタイムリーして先制。とりあえずホッとする。
 パウエルはまずまずの調子で、3回以降はランナーを出しても後続を切って取る。5回は1死1、3塁から小笠原、奈良原と連続三振を取るあたりなど、0点に押さえる。一方の岩本も四球などでランナーは出してくれるが、追加点が取らない。  ローズは2打席凡退の後、四球を選んだ。ローズの打席になると、ファンはホームランに期待する。得点に期待している私は四球で出塁するのでも大変うれしいことであるのに、応援団は四球だと四球のテーマすら鳴らさないのはいかがなものかと思う。ただ、今日は紀洋や吉岡などの後続が続かなかった。後続が続かない状態ではローズが出塁しても意味がないのである。
 9回表にも大村がヒットで出塁、水口が2塁に送ると、ローズのところで岩本は敬遠を選んだ。アイもかわらず近鉄ファンからブーイングが起こるが、私は出塁したので満足である。そのあとローズは得点圏まで進むが、吉岡はいい当たりのレフトフライ。今日はいい当たりが高く上がって、滞空時間の長いフライというケースが多かった。今日はローズは2度出塁したがホームには帰れず、135得点のままである。明日はホームランは打たなくてもいいので、ぜひとも4回ほど出塁し、4得点ほどして欲しいものである。
 9回裏は大塚に変えてゲームセット。セーブがつく場面だったから投手を代えたというような気がする。ダイエーも負けたため、マジックは3となり、マジックの対象はカブレラのサヨナラ3ランが飛び出した西武に移った。近鉄が好調なのは、他球団が移動で大変な中、この数週間、関西にずっといられたという運の良さもあるかもしれない。
 明日は西武と直接対決、しかも予告先発が松坂とあって(近鉄は岩隈)、相当な混雑が予想される。去年の今ごろだったらこんなことはなかったのになあ…。
9/16 神戸
近   鉄  1 0 2  0 1 0  0 0 1  5 
オリックス  0 0 0  2 0 0  0 0 2  4 
近 バーグマン、岡本、大塚 オ 金田、山崎、田村、木田、嘉勢 本 ピティエロ18号、藤井13号 勝 バーグマン9勝4敗 S 大塚1勝5敗22S 敗 金田8勝5敗 (3勝2敗)
 今年も恒例の「新幹線で行く神戸遠征」。毎年、18きっぷの使えない時期でかつ週末に神戸で試合がある時に行う恒例行事にしており、今年で2回目である。この前提条件は特急料金を割引にするため、というものである。当初は15日に行く予定であったが、当日は仕事が貯まっていた事もあって出勤、たまたま試合も雨で中止となったので、結果的には16日でよかった。新大阪から「ひかりRailstar」で神戸入り。ローズの年間本塁打新記録を期待して、相当早い時間から近鉄ファンが待機しており、誰もいない3塁側で入場券を買い、球場内で1塁側に移動した。早く入ったので先着2,000人にもらえるバナナをGETした。
 先発は金田とバーグマン。ともにスライド登板である。試合は初回、大村がレフト前ヒットで出塁し、水口にバント。後輩は「1塁開いたらローズが歩かされるかも」とのこと。ローズの記録阻止を考えると確かにそれも手かもしれないが、紀洋と勝負することになるのでそれも危険である。とはいえ、オリックスにとってローズの記録を阻止しても何のデメリットもないと思う。記録保持者でもある王監督率いるダイエーがローズと勝負を避けるのならまだ分かるが。結局ローズは三振に倒れた。紀洋が続き、磯部のタイムリーで先制、今年の近鉄は違うと感じた。その裏、バーグマンも立ち上がりはまず安定しており、オリックス打線を0点に押さえる。2回は下位打線ということであっさり倒れたが、3回にはまた磯部の2点タイムリーが登場した。この回はチャンステーマ2がかかったので、持っていっていたデジカメを使って撮影した。
 その後4回表から早くも山崎にスイッチ。鷹野は1打席でお役ごめん、憲史がとうじょうしたが凡退。古久保は出塁したが無得点。その裏、バーグマンもランナー背負ってピティエロに2ランを打たれ、暑い思いをする(球場へ行った人は分かると思うが、バックスクリーンから火が出る)。やばいと思ったら5回表に吉岡がタイムリーで突き放した。
 昨年からグリーンスタジアムでも敵チームの応援歌がかかるようになり楽しむ。風船は持ってこなかったけど。オリックスは投手を何人も代えるが、嘉勢が煙たかった。1、2年ほど前まで外野手だったくせになかなか打てない。今日のオリックスの投手陣で一番出来がよかった。近鉄は疲れの見えるバーグマンを下ろし、岡本にスイッチ。
 しかし9回、右バッターと礒部でランナーを満塁にしてから、右の吉岡がタイムリーで突き放す。5−2と3点差になり大塚に交代。あっさりと2死を取るが田口に安打を許し、途中出場のベテラン・藤井。田口が盗塁した時点で「一発があるから歩かせたら良い」と思っていたら勝負し、ホームランを許す。怖い代打が残っていなかったので敬遠した方がよかったように思う。とはいえ9回の吉岡のタイムリーが効いていた。その後、代打・五十嵐にも安打を許すが、続く代打・日高を三振に切りゲームセット。大塚はひやひやさせながらも最後は勝った。オリックスも最後に粘る、面白い試合だったと思う。
 自分の観戦記録もビジター2連勝である。神戸は球場を早く締め出されるので、球場外の電話ボックス前で二次会をする。電話ボックスの上で応援団が仕切る姿は結構面白かった。球場を後にする頃、バックスクリーンには中日の旗が立っていた(試合終了後、2軍のサーパス−中日戦が行われたため。球場を締め出されるのは2軍の試合があるからというわけではないとのこと)。そして帰りも「ひかりRailstar」で帰宅した。
9/1 東京ドーム
近   鉄  2 0 4  4 0 0  0 3 0  13 
日本ハム   0 0 0  1 1 0  0 1 0  3 
近 山村 日 岩本、矢野、加藤、桜井 本 ローズ48号、大村14・15号、中村38号、井出8号、片岡13号 勝 山村7勝5敗 S 敗 岩本6勝9敗 (2勝2敗)
 今年は盆時期に広島のカードが組まれておらず、この日に広島遠征という予定もあったが、今年は巨人が調子よくて面白くなさそうと判断、近鉄も優勝争いに食い込んでいることもあって、代わりに東京遠征することにした。
 この日は始発で金沢を出て、18きっぷ(+乗車券等)で長野、軽井沢経由で東京入り。東京ドームははじめてである。近鉄が好調ということもあってか、レフトスタンドから埋まっている。ただ、大阪ドームと違って内野スタンドは空いている。大学時代の友達と合流。
 今日の先発は山村。問題なのは先発キャッチャーが的山ということである。ロッテ3連戦3連勝の時は古久保だったのに、何で的山を使うのかが不可解である。山村との相性かとも思ったけど、それなら北川の方がいいと思うし…。対する日ハムは「まいど」の岩本。前回は岩本にやられたけど今季は調子が悪いから打てるはず…。
 試合は初回、ローズの2ランホームランで勝ち越し、これでブライアントの持つ近鉄の球団本塁打記録にあと1本、48本というのはマニエルの記録と同じである。あっさりと先制であった。続く紀洋は天井にあたったラッキーな安打。最近はドーム球場の天井にぶつける人も多いのか、以前ほど話題にならなくなった気がする。今年は大阪ドームで紀洋が認定ホームランをしているし、他にもカブレラがぶつけたりしているから…。
 東京ドームは初めてということもあり、外野天井のスピーカーも見たが、こっちはホームからは相当遠く感じる。このスピーカーにぶつけたブライアントは相当すごいと思った。他にも天井の看板もいくつか見る。セコムの長嶋監督、オロナミンC…。
 2回は下位打線ということであっさり終わった。3回は大村がホームラン。9月1日というのは大学時代の後輩の誕生日ということもあり、なぜかこの日に大村はよく打つ。昨年も起死回生の逆転3ランを打ったこともあり、「今日はもっと打つ」と感じた。水口も出塁したがローズはライト・上田の好捕に阻まれた。しかし次の紀洋が出塁し「チャンステーマ2」。足元が大阪ドームより狭く、混んでるのでまわりにくい…。そして礒部、吉岡のタイムリーで4点取り岩本もノックアウト。「チャンステーマ3」も歌いまくり。4回は大村に打席が回り、またホームラン。今日は絶好調である。このあと紀洋にもホームランが飛び出す。前回踊れなかったチャンステーマ1も踊れた。この回を終わって10−0である。
 先発の山村は危なげはあったが、井出の本塁打などの2点で序盤を何とか切りぬけてきた。それにしても小笠原、片岡、田中幸の応援歌や球団歌などがよく聞こえるので少し覚わってきた。もちろん、先週も日ハムを見ているということもある。それにしても日ハムの応援は地味だけ度も楽しそうな面もあると感じた。
 近鉄打線も5回以降は変わった加藤を打ち崩せず、期待の大村も左対左ということでか当たりが止まってしまった。5階終了後、大阪ドームではBuストレッチであるがここではYMCAが流れる。グラウンドキーパーがYMCAにあわせてとんぼを持って踊っている。楽しそう。あと、3塁側ではYMCAに合わせてBuストレッチをしている人もいた。また7回には大阪ドーム同様、相手側チームの曲もかかるのでそれに合わせて歌える。
 このあとしばらく沈黙したが、8回には連打で3点をもぎ取る。山村は10安打打たれたものの3失点で完投。よくやった。打線も終わってみれば5人が猛打賞で2人が2安打(ギルバートと的山は無安打)、紀洋は全出塁であった。思えば遠征では初勝利かも?
 東京ドームは初めてと言うこともあって、入場した時の気圧の違いは初めて感じた。出る時だけ開く回転扉以外の扉があることを知り、そっちのゲートに回ったが二次会までいたので結局開閉されておらず残念。
 また、この日は広島が緒方の満塁アーチなどで巨人にボロ勝ち。広島に行ってても楽しかったであろう。
8/26 大阪ドーム
日本ハム   0 1 0  0 0 0  0 1 0  2 
近   鉄  1 1 3  0 2 0  0 0 X  7 
日 金村、立石、加藤、矢野 近 岩隈、関口、岡本、大塚 本 ローズ44号 勝 岩隈3勝1敗 S 敗 金村6勝9敗 (1勝2敗)
 この3連戦はは中村紀洋デーで先着20,000人に人形が配られるという企画を行っていた。近鉄が好調ということもあって、今日は試合2時間近く前に球場入り。人形も楽勝でもらえたが、それでも1塁側の外野は相当埋まっている状態。さすが首位争いで人形となると客の入りも早い。
 大学時代の友達と合流し、雑談モード。早くから球場入りしたこともあってたっぷり話してから「白いボールのファンタジー」。久しぶりに聞いた気がする。試合開始前には、一塁側は内野、外野上段も相当埋まり、3塁側もいつもの日ハム戦よりは相当入った。
 今日の先発は近鉄は岩隈。1週間前のダイエー戦で突如いい投球をして敗戦予想を勝利に導いた人である。対する日ハムは金村。今の岩隈なら大丈夫だろうと感じたが、捕手が好投した時の古久保ではなく、調子の悪い的山というのが心配。早く捕手を交代して欲しいと感じた。  初回、いきなり一死1、3塁のピンチで田中幸。日ハムは外国人抜きとはいえ、田中幸は怖い。ここを三邪飛に切りぬけた。その裏、大村の二塁打を水口が送り一死3塁。ここでローズが犠牲フライを打ち上げ、あっさり先制。今日は勝ち試合かと感じる。
 2回表に連打で1点を許すも、その裏に相手の暴投で勝ち越し、岩隈は3回から立ち直って6回まで武安打に押さえると、打線も3回には紀洋の2点タイムリー。5−1となった時点で勝利は確実、5回にはローズの、西武・カブレラに並ぶ44号2ランで7−1。久しぶりにもらったラッキーカードの抽選は、10分の1の確率で紀洋Tシャツがあたるとあって期待したが外れてしまった。
 その後の打線は渋り、岩隈は8回につかまってしまったが、9回は大塚が締めて勝利。ダイエーが勝ったので首位返り咲きはならなかったけど、自分の観戦としては、昨年5月27日以来の勝利とあって嬉しい。公式戦6連敗(オープン戦を含むと7連敗)とあって喜びもひとしお。
 ヒーローインタビューは岩隈で、先週のダイエー戦といい、調子の悪い前川の穴を十分埋めている。優勝の立役者となって欲しいものである。久しぶりに近鉄バファローズの歌を歌い、勝利の時に歌うチャンステーマ3「踊る牛」を初めて歌った(試合途中のチャンステーマ3とは歌詞が異なる)。ビールを「朝まではしご」したい気分であるが明日は仕事だし、金沢に帰らないと行けないからなあ…。
8/10 大阪ドーム
西   武  1 0 0  0 9 0  0 0 0  10 
近   鉄  1 0 0  0 0 0  0 0 0  1 
西 西口、デニー、後藤、潮崎 近 前川、愛敬、湯舟、山崎一 本 勝 西口12勝7敗 S 敗 前川11勝8敗 (2敗)
 この日は高校野球の応援のため、ダブルヘッダーとなった。この日は高校野球の試合展開が遅く、20時前に終わってから大阪ドーム入りしたので、1回の得点シーンや5回に前川が大量失点したのは見ていない。一方的に負けているといった試合展開は知っていたものの、試合展開によって観戦に行かなかったり途中で帰ったりするのは、「試合展開によって中継を終了させた実績のある、どこぞの球団系列のTV局」と同レベルで恥だと思うため、球場へ行くことを決めていた以上、大阪ドームへ足を向けた。球場についたのは20時45分頃で、500円で入れる「8時からチケット」で入場した。ファンクラブのポイントは加算されたがラッキーカードはなかった。
 8回からは山崎一が押さえてくれた。近鉄の方はボロ負けで応援がお遊びモードになっている。昔の選手の曲がかかりまくりで、歌詞を知らないために応援できない選手が大量にいた。それでもローズの時は自分も知っているブライアントの応援歌が聞けたのでたっぷり歌ってきた。紀洋の時は石井の曲であった。友達と合流していたのであるが、その友達は「明日仕事やから体力温存」とまともに応援していなかった。
 9回裏、2死後に憲史が出塁しギルバートとなった時点で、やけくそで「チャンステーマ2」。やっと本来の応援ができたという感じで、気持ちよく踊ってきた。
 途中から来る人のことも考えて、お遊びモードは最後の1イニングのみにして、まともな応援をしていない人のことも配慮して欲しかったと思うけど、8回から観戦に来る方に配慮なんて贅沢なのかな。
 試合後、内野で観戦していた別の友達と合流し、近くの沖縄料理の店で食事。沖縄には5年ほど縁がないから、沖縄料理は久しぶりでよかった。高校野球もプロ野球もボロ負けだったけど、楽しめたのでよかったと思っている。
5/6 大阪ドーム
ダイエー   0 0 0  2 0 2  0 0 0  4 
近   鉄  0 0 0  1 1 1  0 0 0  3 
ダ 星野、渡辺正、吉田、ペドラザ 近 門倉、湯舟、香田 本 松中9号、城島9号、ローズ12号、小久保15号 勝 星野4勝2敗 S ペドラザ2勝1敗10S 敗 門倉1勝2敗 (1敗)
 オープン戦を除くと今季初観戦。今年は4月に何かと行事が重なって、今日が初観戦となった。社会人ともなると自分の時間を確保することがなかなか出来ないので、今季は5試合行ければいい方かもしれない。
 近鉄の先発は門倉。昨年から「右のエース」として近鉄を引っ張っている元中日の選手である。右投手は岡本、赤堀が昨年よりも復活しており、この前日も赤堀がいい投球をしていたのにもかかわらず梨田監督が大塚に代えたために勝ちをふいにした感がある。また、今日はローズが3番で紀洋が4番。チャンスに紀洋が併殺しないか心配ではあるが、調子のいいローズを先に置くこと自体は正しいと思う。今日はどのような采配をするか注目であった。
 球場入りしたのはファンクラブの更新等もあって、試合20分ほど前でラッキーカードもなかった。今年からピンバッジをくれるようになったので廃止になったのかなと思ったのであるが、来るのが遅すぎただけであった。ここ2日、GWで首位攻防ということもあって4万人以上入っていたから、今日もそれに近い入りかと思ったら、いつもの日曜日と同じ程度(25,000人)であった。けどラッキーカードはなかったのである。枚数が減ったのかもしれない?
 門倉は危なげないピッチングで3回まで0点に抑える。一方、ダイエーの先発は星野。こちらも安定したピッチングで3回まで0点に抑えられた。しかし4回、2死から松中に大きなホームラン。外野手は1歩も動けず。ボールはどこに行ったか分からなかった(ポール際だったこともあるが)。続く城島もホームランで、一発の怖さを感じる。一方その裏、先頭のローズがホームランでお返し。紀洋もそれに続くかと思いきや、詰まってしまい外野フライ。後続も続かずであった。5回には川口が四球で出て、阿部が続き、打率0割台の的山のところで小久保のエラーで得点。ラッキーにも追いつく。大村が倒れて水口は併殺。今日の水口は2併殺であった。
 同点に追いついて調子がいいなと思ったのもつかの間。6回表には小久保がこれまた大きな当たり。外野は1歩も動けなかった。その後も村松の2塁打で加点され4−2。しかしその裏、1死満塁となりダイエーは投手を渡辺正に変えてきた。近鉄のバッターは余り調子の良くない川口であったが、ここは代打の場面。後々のことを考えると、ここでは代打鷹野、的山のところで代打北川(そのまま捕手として使える)とするべきと思ったが、梨田監督はこちらで北川を出してきた。結果は内野ゴロの間に1点をとったが余り嬉しくない。鷹野だったらもっと違った展開になっていたと思うだけに、この起用は残念であった。結局1点どまり。
 ダイエーのラッキー7に風船が舞う。今年から大阪ドームもジェット風船が解禁になったのだ。近鉄も門倉をあきらめて湯舟にしたが調子が思わしく泣く香田にスイッチ。何とか追加点は免れる。その裏、近鉄は赤の風船を飛ばす。これも今年からのイベントである。一方、内野自由席で近鉄バファローズ社員後援会が舞台で旗を振っていたのがなくなっているのも残念であった(内野の中段あたりで振っていた)。この回も1死満塁で紀洋に回ってきた。個人的には三振してもいいからミラクルアーチを期待。「併殺打だけは止めてくれ」という声援も多いなか、大振りを引っ掛けて併殺打。最悪の結果であった。
 その後はペドラザにつなぐダイエーの必勝パターンで首位攻防戦はダイエーの3タテに終わった。梨田監督の采配次第で少なくとも1つは勝てていただけに残念であった。「的山は打率が低いから使うな」という意見もあるだろうが、守備面では近鉄で今一番よい捕手だと思うので、打撃の調子が戻るまでは守備固め用の捕手として起用すればどうだろうか。
3/11 刈谷(オープン戦)
近   鉄  0 2 0  0 0 0  2 2 0  6
中   日  2 0 0  9 0 0  0 0 ×  11
近 湯舟、高木、山崎一、加藤、盛田、松本 中 野口、バンチ、岩瀬、小笠原 本 井上4号、吉岡2号 勝 野口1勝 S 敗 湯舟1敗

 刈谷市50周年記念ということで行われた刈谷球場でのオープン戦。中日ならともかく、近鉄がここで試合をすることは今後考えにくいだけに貴重な試合である。
 今日は昨日と打って変わっての晴天。とはいえ風がきつく寒いだけに、昨日よりはマシではあるが凍えながらの観戦であった。近鉄は紀洋、ローズといった主力を欠く貧打線。中日は昨日休んでいた山崎、関川らが登場。主力選手が揃っている。本日先発の阪神から移籍してきた湯舟に期待がかかるところである。
 初回、近鉄はあっさり凡退したのに湯舟が四球を連発、ランナー2人をためて2点タイムリーを浴びる。ヒット1本で2点も失っているのである。今日も負けではないかという雰囲気が漂う中、野口も四球を出しまくり、安打と絡めて2点が入る。湯舟にしろ野口にしろ公式戦でノーヒットノーランをしている投手とは思えない…、ノーヒットノーランには四球は関係ないんだったっけ?  その後は0行進が続き、4回裏。暴投、暴投…、あきれて回の途中でピッチャー交代。高木を経てこれまた阪神から来た山崎一に。しかし暴投、失点は止まらず9点も失う(この回だけで4暴投1捕逸)。これで敗北は見えたようなものだ。
 近鉄もようやく6回から反撃に入った。「チャンステーマ3」がかかる。この「チャンステーマ3」は17日の巨人戦から使用するはずであったが、なぜかこの日に演奏された。思わぬ収穫である。チャンステーマ2もかかったので、中日側のスタンドを見ると、案の定真似している人を発見した。
しかし試合の方は時すでに遅し。7回の吉岡のアーチは格好良かったけど、スタンドはやたらとチャンステーマ3ばかり。場内アナウンスの声も小さいことがあって、チャンステーマの後に普通の応援歌をすると誰が打席にいるのかが把握しきれていなくて、吉岡の時に鷹野の歌が流れたりしていたのである。
 試合は結局6−11で負ける。この後のオープン戦の観戦予定はないので、1敗引分であった。オープン戦でもいいから、昨年春から遠ざかっている「勝ち試合」を見たかったものである。
3/10 岐阜(オープン戦)
近   鉄  0 0 0  0 1 0X         1
中   日  0 0 1  0 0           1
(6回表無死降雪コールド) 近 岡本、宇高 中 山本昌、今中、小池 本

 今季初めてのオープン戦。本当なら先週も大阪ドームに行こうかと思ったけど仕事等が忙しくて予定が立てられなかったのが本音かな。この週は名古屋遠征ということで、犬山に住む友達の家で泊めてもらって、岐阜と刈谷で行われる中日−近鉄戦を観戦することにした。
試合開始20分ほど前に到着。時々雪混じりの雨が降る悪天候。友達は降水確率は40%と言っていたが、これは名古屋の話であって、岐阜は60%であった。
 スターティングメンバーを見て落胆した。中日は山崎や関川がいないものの外国人や大豊といったあたりが揃っているのに対して近鉄は外国人はいない、紀洋はいないでめちゃくちゃ。今回の遠征には胎動せずに大阪で調整しているらしい。よって4番吉岡、5番北川という状態。北川は阪神でも目だった活躍がないのではないかと思った。これでははじめから負け覚悟だけど、岡本がふんばれば何とかなると信じることにした。
 初回から危なっかしい場面が多かったが、お互いに0更新。吉岡がヒットを打った他は山本昌の前に沈黙状態ではやむをえないのかも。
ただ、岡本が意外と踏みとどまり、3回に1点を失ったものの、あとは安心して見ていられたのが救い。ただ、重い重い1点である。
期待も薄れてきた5回表、ランナーを出すと森谷のセーフティバントが見事に決定し、同点に追いついた。 6回表から小池が出るも、雪が強くなってきて中断。相当寒いこともあって「主催者側から見たら本当なら3回くらいでノーデームにしたいところだけど入場料返却しないといけないので試合成立まで続行し、成立したら即中止。オープン戦だし」と思っていたら、案の定6回表無死降雪コールドと、そのとおりであった。あの貧打線でも、岡本の好投と雪のおかげでおかげで引き分けに持ち込めたので良かったと思う。
ご意見、ご要望がございましたらmailまで。


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