バファローズNextのプロ野球観戦記'00
バファローズNextが2000年に見に行ったプロ野球観戦です。カッコの中の勝敗は観戦した試合で自分の応援したチームの勝敗を示します。
バファローズNextのプロ野球観戦記'01
バファローズNextのプロ野球観戦記'99
9/24 大阪ドーム
ダイエー 1 0 0 0 0 0 4 0 0 4 9
近 鉄 3 0 0 0 1 1 0 0 0 0 5
ダ 斉藤和、渡辺正、若田部、篠原、吉田、ペドラザ
近 山村、柴田、石毛、大塚、奈良
本 吉岡16・17号、小久保30号
勝 ペドラザ3勝3敗32S
S
敗 大塚1勝2敗24S
(3勝5敗)
日曜日の観戦は6月18日のロッテ戦以来。本当は土曜日に行きたかったけど、土曜が出勤日になったので日曜日帰りになってしまった。シーズンも終盤になったので久しぶりに行くことに。チャンステーマ1での「扇子踊り」をしたくなったのも大きい。
前日は遅くまで仕事していたのと、女子マラソンが見たかったことから「きたぐに」で帰省し、高橋の金メダルを見て仮眠してから大阪ドームへ。野球自体は千葉マリン、GS神戸などで見ていたので、5月以来久しぶりに来るといった感じである。
今日のスタメンには紀洋の姿はない。紀洋はダイエーの松中らとともにシドニー五輪に出ているからである。先発は山村と斉藤和。まあ山村の本来のできなら大丈夫だろうけど、ダイエーはオリンピックの関係で先週は試合をしていないので、中継ぎに若田部を出すなど投手陣に余裕がある。一方の近鉄はセ・リーグの某球団が球場を明け渡さないために、仕方なく組まれた日ハム戦があったので中継ぎに余裕がない。
初回、あっさり1点を取られて心配だったけど、その裏、ランナー2人溜めてから吉岡の弾丸ライナーでスタンドに飛びこむ3ラン。逆転に成功した近鉄は2回にもランナーを溜めて早くも斉藤和をKO。チャンステーマ2が流れる中、変わった渡辺正に押さえられてしまう。ローズのところでチャンステーマ1が流れるも、初球打ちで凡退してしまい何も踊れなかった。こうなったら今後もチャンスが来ることを願わないといけない。
ダイエーは投手に余裕があるため、若田部が中継ぎで登場。しかし5回裏、その若田部から吉岡が打った瞬間に分かるという、スタンド上段に飛びこむ大きなアーチを見せた。紀洋並みのミラクルアーチだった。今日早くも4打点。6回には応援歌を剥奪された大村がタイムリー。打率もそこそこ上がってきたから、そろそろ応援歌戻してもいいと思うんだけどな…。
順調に投げていた山村であったが、6回にピンチを切り抜けたらと思ったら7回にもランナーを出してしまい、柴田に交代。柴田も打たれて1死2、3塁となったところで石毛が登場。ダイエー側からは喜びの声援があったようである。ダイエーは代打吉永で対抗。石毛得意のボールが先行するピッチングでカウントは0−3。自分の思いは「満塁策を取って柴原で併殺」だったが、4球目、吉永が打ったあたりは水口の横を抜けていくヒット。これで5−5のふりだしに戻る。石毛はランナーを出しても最後をしめるタイプなので、後続はあっさり片付けた。それだけに吉永との勝負は不可解であった。
ダイエーもチャンスは作るものの石毛の前に倒れてくれるが、猛牛打線も吉田、ペドラザを打ちあぐねてしまう。9回にはローズが四球で出て今日4打点の吉岡。吉岡のヒーローインタビューが聴きたいだけにサヨナラを期待するが、結局凡退で延長戦。
延長10回、近鉄は大塚を投入。まあ近鉄も明日から3日間はお休みなので大塚投入は間違いではないが、石毛の勝ちが消えるのは残念である。しかしその大塚が秋山にタイムリーを打たれ、ランナー2人置いてから小久保に通算150号となるトドメの3ランを打たれる。大塚も降ろされて奈良になった。その裏の近鉄は得点を取れず、5−9で負けてしまう。
これでダイエーはマジック6となり、優勝への道が近づく。昨年の時もそうであったが、この時期のダイエーにはチームに勢いがあるとつくづく感じる。チームの勢いが勝敗に影響を及ぼした一戦であった。
今季は自分の応援していたチームがあっさり3勝したものの、その後はいい試合もあったけど負けつづけた。特に6月以降は勝利から見放された、苦しいシーズンであった。
8/12 広島
巨 人 0 1 1 3 0 2 0 0 0 7
広 島 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
巨 平松、柏田、三沢
広 澤崎、小林幹、玉木重、酒井
本
勝 平松1勝0敗
S 三沢0勝1敗1S
敗 澤崎4勝2敗
(3勝4敗)
毎年恒例行事となりつつ広島遠征。昨年は負けたので今年こそはと思い、大阪の実家から18きっぷで広島へ。姫路1004発の三原行きは相当混んでいたが、1本前の新快速で行ったので何とか座れた。自分は満足行くまで座れたので、途中万富あたりで他の人に譲った。
今回は広島の郊外都市・瀬野にあるスカイレールというゴンドラのような鉄道に乗りに行った。ゴンドラのように運転士や車掌はおらず、1両(1台のゴンドラ、と書いた方が実感が出る)貸しきりであった。新興住宅地で土地は区画整理されているが、まだ10件ほどしか家がない状態。まあ家が立ち始めると成立するのであろうけど、まだしばらく時間がかかるという感じである。広島には1533着。今日は仲間6人での観戦である。
さて、市民球場へは試合開始2時間前に入場。入場する時の列は後ろのほうであったが、球場内ではなかなかいい場所を確保できる。この時点では後に非常にラッキーな出来事が起こるとは思っていなかった。
先発は広島は澤崎、巨人は何と平松。なめてるのか、と言いたくなる。巨人の重量打線はこの前日に16点も取っていることもあり、故障だらけの赤ヘル打線と比べると天と地の差。これを考えるとしかたないのかもしれない。
さて試合開始前、広島の各選手が守備につくときにサインボールをスタンド投げ入れる。朝山選手が放ったボールは私たちの方に向かってきた。何とそのボールをGETできたのである。これで今日は勝てる、と思ったんだけど、後で思えばこのとき運を使い果たしたのかもしれない。
初回から巨人は東出のエラーなどでチャンスをつかむ。この回は何とか0に押さえるも不安であった。2回表には村田真のタイムリー、3回には1死ランナー3塁からFAで広島から巨人に移籍した江藤が外野へボールを運ぶ。犠牲フライである。今の広島打線は2点を取り返す元気がない。早くも負けムードである。
広島打線は平松ごときにヒットも出ない状態だったが、3回裏にようやくピッチャーの沢崎がきれいなレフト前ヒット。他の打者は澤崎を見習うべきだと思う。しかし木村拓が倒れて無得点。4回表には清原、高橋に連続四球を与える。何かむかつく。その後2死満塁となる。ここでふんばって欲しかったけど、仁志に2点タイムリーを浴び、清水にも打たれ0対5となる。仲間の一人が「5点差やったら途中で帰ろう」というが、せっかく広島まで野球見に来ているのだから最後まで見たいところである。そのためには広島が得点することである。
5回裏、ボールをもらった朝山のタイムリー二塁打が飛び出す。ホームランかと思ったけど、台風が接近していたこともあって逆風が強かったため、スタンドには入らなかった。この後、西山のタイムリーとあわせて2点とった。スタンドは盛り上がったものの後続が倒れ、結局3点差である。
6回にも巨人は東出のエラーからチャンスを作り、清原の2点タイムリーで7対2。6回裏からは平松に代打を送った関係で柏田が登板する。立ちあがりが悪かっただけに期待したが、金本の頭にぶつけ、危険球で退場となる。もっと投げて欲しかったところだったけど…。球審・井野の策略にはまってしまったのかもしれない。
9回裏にもチャンスは作るも併殺でつぶれ、結局2対7で負けてしまう。今日は終わってみたらヒットの数は違いは少ない。チャンスでの拙攻と東出のエラーが痛かった。
この後、昨年と同様お好み村で広島焼を食べ、駅まで歩いてムーンライト山陽。広島では時刻表仲間に出会う。自分は加古川で降り、姫路までバックして播但線経由で舞鶴へ向かった。
7/8 神戸
近 鉄 0 0 0 1 0 0 1 0 1 0 3
オリックス 2 0 0 0 0 0 1 0 0 1X 4
近 ウォルコット、東瀬、酒井、杉山、奈良、柴田、廣田、大塚
オ カルロス、高橋功、牧野、小倉、木田
本 谷7号、イチロー8号、クラーク9号、武藤1号
勝 木田1勝1敗2S
S
敗 廣田3勝4敗
(3勝3敗)
今週は仕事が忙しくて5日のロッテ−ダイエー戦に行けなかったので、今日が千葉マリン以来の野球観戦となった。この日の朝に大学の母校に寄ってから実家に帰宅後、乗り継ぎ割引で特急券を持っていることから新幹線で神戸に行こうと、それなら3月にできたばかりの「ひかりRailstar」に乗ることにした。「ひかりRailstar」の指定席ってめちゃデラックスやなあ、なのになんで空席があるんやろう。自由席は3+2列シート(自由席は2+2)なのに全席埋まっているのに…、と感じた。でも新幹線は早いわ…。新大阪から13分で新神戸だし。徹夜明けだったので、GS神戸まで行く地下鉄で一瞬乗り過ごしそうになるほど眠かった。
さて試合のほうは谷、イチローの連続ホームランで2点ビハインド。何でイチローってあんなに打つンやロ?しかしウォルコットはこの2発以外は完璧に押さえた。一方攻撃では、近鉄はランナーは出すけどカルロスの前に押さえ込まれてしまう。
4回にクラークのホームランが出て1点差に詰め寄った。それにしても今日はよくホームランが出るなあ。後輩から「GS神戸はパ・リーグで両翼が最も狭い球場」とのこと。両翼は千葉マリンより0.4m短い99.1m。GS神戸ができた時は「大リーグ並みの球場」だったのにな。確かに当時は川崎、藤井寺など他の球場が小さかったこともあるけど…。
5回裏の攻撃終了時には、夏の夜空に花火が舞い上がる。まだ少し早いけど、石川県のほうでもぼちぼちと祭りが始まってくるころだし、まあこんなとこかな。花火に合わせて「LOVEマシーン」がかかったので、自分は音楽に合わせてノッていた。
7回には近鉄のチャンステーマがかかる。GS神戸は対戦相手の音楽はかけなかったはずなのに、変わったのかな?まあ嬉しい悲鳴でこっちも歌ったけど、新しい応援歌って、どの部分を歌うのかがわからないんだ…。
そのかいあってか、7回表には何と武藤が今季第1号を放つ。これで同点に成功し、逆転を望んだ。昨年やっと初ホーマーした人がプロ入りまだ2本目。何と珍しいものを見たことか…。
しかしその裏、オリックスはオリックスのチャンステーマが流れるなか、代打・五十嵐の放った打球は遠くへ飛んで行く…。受けれそうだけど、結局、センターへの犠牲フライである。重い重い1点だ。
9回に木田の乱調により、まさかの同点に追いつけた。木田にしろ石毛にしろ、元巨人のリリーフエースは四球が多いから少しは期待していたけど、本当に追いつけるとは思わなかった。しかし2死満塁のチャンスにあと一打が出ず、同点どまり。裏は押さえて延長戦に突入、終電が気になってきた。私の友達は実家(宇治)へ帰るのに遠いから、相当早く神戸を出ないと行けない。自分は最悪JRで帰れば2330頃までGS神戸にいられる事がわかる。
10回表の途中で10時になったので、鳴り物禁止となり藤井寺状態になる。アカペラの応援だ。しかしあえなく無得点に終わる。友達はこの裏で試合が決まらない限り、試合を最後まで見る事ができない。しかし負けてほしくない、という複雑な心境であった。しかし1死満塁としたあと、藤井のサヨナラとなる内野ゴロ(記録は安打)で決着。一目散に駅へと向かった。
三宮まで友達と同行し、私は三宮から阪急に眠りながら乗り、十三、淡路で乗り換えて帰った。阪急千里線は終電が早いため、結局私も終電であった。あと、この日のお立ち台は藤井だったらしいけど、実質的なヒーローは全打席出塁のイチローであろう。楽しかったけど疲れた観戦だった。
6/18 千葉マリン
近 鉄 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 3
ロ ッ テ 0 0 0 0 1 1 1 0 0 1X 4
近 山村、奈良、柴田、石毛、ウォルコット、杉山
ロ 小野、藤田、小林雅
本 ボーリック12号
勝 小林雅4勝6敗
S
敗 ウォルコット3勝4敗
(3勝2敗)
この日は雨が心配されていたが晴れていた(雨なら東京ドームへ行く予定だった)。宿泊先から都電、京成を利用して幕張本郷から連接バスで球場入り。今日のロッテの先発は「サンデー晋吾」こと小野。目下7連勝である。一方の近鉄は山村とあって不安。山村の「一発」に期待した。あとこの日は羽田18時発の飛行機に乗るとあって、2時間半ほどで終わる早い試合を期待した。
近鉄は3回にクラークのタイムリーで1点、4回は平下のタイムリーなどで2点。「チャンステーマ2」も踊った。ただランナーを出している割には残塁も多かった。それに山村は完全ペースと絶好調。3回まで50分ほどで片付くという早い展開。そのまま終わってほしいと思った。
山村は4回2死までパーフェクトピッチングであったが、ボーリックにホームランを打たれ、記録も途切れる。しかし梨田監督は6回1死を取ったところでピッチャー交代、奈良を告げる。勝ち投手の権利は確保したがタイミング的にも不可解な采配である。奈良、柴田も打たれ3−2に。石毛を出すも時すでに遅し。頻繁な投手交代で試合時間も長引く。これでは最後まで見られなくなる…。だから今日の山村は代えるな、って言ったのに…。
一方のロッテ・小野もピリッとしない状態であったが、8回途中、負けがつかなくなった場面で交代。「サンデー兆治」のもつ連勝記録更新はお預けに。16時になったので、この回の攻撃が終了した時点で岐路についた。
球場を後にした私は駅まで猛ダッシュ。1615発の快速に乗り、東京は9分乗り換えで東海道線へ、品川でも5分乗り換えで「エアポート快速特急」で羽田空港へ。飛行機は定刻に出発。19時には小松空港に降り立った。千葉マリンから3時間で小松とは速いもんだ…。電車の時間もあって家に着いたのは21時だったけど。
試合のほうは、延長10回に入り諸積のサヨナラ安打でロッテの勝ち。一緒に行っていた後輩は諸積のインタビューを聞かされたそうな。今日の山村なら勝てる試合だっただけに惜しい。
6/17 千葉マリン
近 鉄 0 0 0 0 0 2 3 0 0 5
ロ ッ テ 0 5 0 1 0 1 1 0 X 8
近 前川、盛田、エルビラ、石毛、柴田
ロ 黒木、藤田、ウォーレン
本 中村21号、福浦6号
勝 黒木3勝6敗
S ウォーレン1勝1敗10S
敗 前川4勝5敗
(3勝1敗)
待ちに待った東京遠征。前日は21時近くで仕事を切り上げ、大慌てで準備した後、金沢22時発の横浜行き夜行バス「ラピュータ号」に乗る。今回は帰りが飛行機の予定だったので、大回り乗車の必要もないため、安く行けるバス利用にした。夜行高速バスに乗るのは7年ぶり。途中、前の車が単独事故を起こし現場で20分ほど止まり運転手の電話に出たりしたけど遅れを取り戻し定刻に相鉄バスセンターに到着。バスセンターには「更衣室に畳が敷いてあって寝られる」と聞いていたのでここでしばらく仮眠。
9時過ぎになってSUKIYAで牛皿食べてから、今まで相鉄に乗ったことがなかったので湘南台まで乗ってきた。帰りは地下鉄で上大岡まで行き、京急で品川まで行き、京浜東北線で東京へ。東京駅で近鉄戦見に行っている後輩と合流し、海浜幕張へ。雨が少し降り出して心配だったけど、何とか試合はできる模様。千葉マリンスタジアムは屋根付きスタンドなので傘の心配はない。バス乗り場でもう一人合流して、3人で球場へ。
この日は近鉄のマスコット・バフィーリードも千葉に来ていた。ビジターにマスコットが来るというのも面白い企画。千葉マリンに来たことってあるのかな?ビジター用割引入場券を購入して外野方向に歩いていったら、風がかなりきつかった。
千葉マリンスタジアムの一番の印象は「きれいな球場」といった感じ。照明もサークル型(照明灯がなく、屋根上に二列に並んでいる)し、屋根がついているし…。試合まで1時間ほどあったので3人で雑談。ライトスタンドは白一色。やがてスタメン発表。近鉄は太鼓とラッパ中心のオーソドックスな応援なのに対して、ロッテは「オッ」と掛け声で、何か恐ろしさを感じる。大阪ドームのロッテ戦でも同様の応援は聞いているが、千葉マリンのライト側は独特のものがある。あと、国旗、球団旗などが皇太后逝去に伴い半旗になっていた。
近鉄の先発は前川。西武戦以外で実績がないだけに不安。ただロッテも調子に乗れていないエース、黒木とあってチャンスはあると思った。しかし2回、四球をからめて満塁になった場面で、元近鉄で今季巨人から移籍してきた石井。走者一層の二塁打を浴びる。この回5点取られ、早くも負けムードが漂った。
いてまえ打線はまずまずで、6回にチャンスが訪れ、「チャンステーマ2」を踊る。ロッテファンも数人ほど、白いタオルを使って踊っていた(白タオルを降るのはロッテが発祥。巨人はそれを流用した)。そのおかげで2点返す。7回にもランナー二人置いて紀洋。ここで「チャンステーマ2」。すると「行った〜」と打った瞬間わかるミラクルアーチ。紀洋のアーチには夢が広がる。これで7−5と2点差になり、面白くなった。
しかしその後福浦にホームランを打たれ、3点差に広がる。近鉄は前日に打たれていた盛田、不振のエルビラ(この後にノーヒット・ノーランを達成)、私の好きな石毛などをつぎ込む。石毛はいいピッチングだったのに近鉄ファンからの拍手が少ないのは残念である。
試合は5−8で負け。自分の観戦した試合について、今季初めての黒星である。ロッテ・石井の4打点を挙げる大活躍にしてやられたという感じ。本来ならヒーローインタビューが行われ、石井の声を聞かされるはずだが、雨のため中止。嬉しいやら悲しいやら。
帰りは南船橋、西船橋経由で営団に乗り換え、高田馬場(この行き方が最も安い)で待っていた後輩と合流し5人で飲んだ。同窓会雰囲気であった。
風といい、熱狂的な応援といい、恐るべき千葉マリンスタジアムであった。
5/27 大阪ドーム
日本ハム 0 2 0 2 0 1 0 0 0 5
近 鉄 3 0 0 1 0 4 0 0 X 8
日 岩本、生駒、関根
近 山村、廣田、杉山、石毛、大塚
本 田中幸8号、吉岡3号、中村13号
勝 廣田3勝3敗
S 大塚6S
敗 岩本1勝4敗
(3勝)
今年唯一、土曜に行われる大阪ドームでの日本ハム戦。昨年は「ユニフォームデー」で行ったカードだったが、今季は特にそうしたサービスはなく、ファンクラブの割引料金で入場した。
試合は初回にクラークのタイムリーや礒部の三塁打などで3点をもぎ取るが、2回表に今度は日本ハムは目下2冠のオバンドーが出塁。田中幸のあたりはライトの少し横をかすめるライナーで、ローズの処理がもたついてボールが外野を転々としている間に本塁まで生還、これが「H」と判定されホームラン。しかし場内放送は何もなく、周りでは田中幸がホームランを打ったことすら知らない状態であった。一緒に見ていた後輩にホームランになったことを言うと、「次に打席が回ってきたら、HRのところが7から8に増えているのかな?」って不思議そうに言っていた。
4回表にランナーをためて再び田中幸。HRのところは案の定8に増えていた。ここで田中幸は2点タイムリーを打ち、逆転に成功する。その裏に水口のタイムリーで同点に追いつくものの6回表、無死でランナーを出してピリッとしない山村をあきらめ、廣田にチェンジ。しかしまた田中幸のタイムリー二塁打で突き放される。これで田中幸は本塁打、単打、二塁打と出てサイクル安打にリーチである。ランニング本塁打入りのサイクル安打って過去あるのだろうか…、って気になった。しかしこの回はこの1点に抑え、味方の反撃を待つ。
6回裏、吉岡のソロホーマーで同点、大村のタイムリーで逆転に成功してから、紀洋の「打った瞬間に入ったとわかるほど華麗な」ミラクルアーチが飛び出し、3点差に広がる。7回表には阪神から移籍したばかりの杉山が登板。無難に投げ切った後、8回には大ファンの石毛が登場。3安打5打点の田中幸との直接対決を打ち取る。このまま9回まで石毛が投げ切れば、勝ち越した時点での投手(廣田)より1イニング多いから勝ち投手になる展開である。それだけに1点でもいいから8回裏に加点し、大塚が9回頭から出てきたとしてもセーブがつかない場面にすることが必要であった。しかし8回裏は無得点で、結局9回頭から大塚に代わり、石毛の勝ちはなくなった。大塚はこの回を投げ切り、近鉄の勝利に終わる。大塚にはセーブがついたが、勝ち投手は内容の良かった石毛ではなく、あまりシャキッとしなかった廣田が奪ってしまったのが残念である。
5/6 大阪ドーム
ダイエー 1 0 0 0 1 0 1 0 0 3
近 鉄 0 0 6 0 0 0 0 0 X 6
ダ 松本、水田、吉田、渡辺正、渡辺秀
近 ユウキ、西川、廣田、大塚
本 井口3号
勝 ユウキ1勝3敗
S 大塚4S
敗 松本1敗
(2勝)
今年のGW後半は家族が金沢に来て、車で実家を経由して帰阪。野球も見に行っておこうと思って球場に足を運ぶことにした。
ビッグイニングは3回。平下の安打で始まり、得点圏にランナーが進むと「チャンステーマ2」。これで勢いに乗って川口、紀洋、ローズ、礒部の2塁打などで着実に加点。踊りつかれてチャンステーマになってからは吉岡の犠飛は出たが、これで勢いが止まってしまった。チャンステーマ2の方が面白い(疲れるけど)。3回に長打の連発で6点を取ったのが大きかった。
ダイエーは井口のホームランなどで3点は取ったが、近鉄は継投策。大阪ドームでは7回表の攻撃前に相手側のラッキー7の曲がかかるが、ダイエーの「いざゆけ若鷹軍団」を後輩と2人して歌ってしまった。私の買い物先でもあるダイエー金沢店でくさるほどかかっていたから、ほぼ完璧に覚えてしまった(笑)。
試合のほうは大塚が最後を締めて楽勝。自分の行った試合は2連勝。近鉄自体は下位に低迷しているだけに、複雑な心境。
4/16 大阪ドーム
西 武 0 0 0 0 0 0 1 0 2 3
近 鉄 1 1 0 3 0 0 0 0 X 5
西 竹下、潮崎、谷中、土肥、ディアス
近 前川
本 水口1号
勝 前川1勝
S
敗 竹下1敗
(1勝)
今年は野球初観戦。3月には巨人とのオープン戦に誘われたけど、会社行事と重なったので行けなかった。日曜日の観戦ということもあって、試合進行が早いことを始まる前から期待していた。
近鉄の先発は前川。前川といえば私の好きな石毛選手同様、四球を連発し出すと止まらない投手である。一昨年の12月1日に契約更改をすっぽかした言い訳として「今日は11月31日と思ってました」と“迷言”を残し、球団による免許証の没収と寮での食事が義務づけられた、迷投手である。昨年も5月に先発したときは四球病であっさり降板したが、優勝争いをしている西武に勝つなど後半2勝を挙げ、契約更改も間違わずにできたとあって、今年は期待している。
今日はまずファンクラブの更新をし、マフラータオルを手にする。後輩から「マフラータオルは持ってこないと後悔する」と聞いていたから、どこぞの球団のように白いタオルを降りまわすような応援するんかな、と思った。
近鉄は前半にあっさり2点取る。西武も毎回ランナーを出すも、3イニング連続併殺で切り抜けるなど、
4回には勢いに乗って「チャンステーマ2」の応援をする。前述のマフラータオルは、このときに使うのであった。「勢いだつなげ続け〜」と歌いながら、タオルを持ちながら振付つきで踊るのだ。勢いに乗って水口の2ランが飛び出し、早くも5−0。ダイエーのような派手な応援と感じたとともに、何と気持ちの良い応援かと感じた。とはいえやはりリードしているのは気持ちが良い。
近鉄は5回以降は安打が出なかったが、前川はその後もテンポ良く投げ7回の1失点に抑え完投勝利。西武には相性がいいのかもしれない。試合時間も2時間33分で終わり、この日は金沢に戻る必要があった私にとっては都合が良かった。球場から金沢に直行する準備はしていたけど、一旦実家に戻ってからサンダーバードで金沢に戻った。
ご意見、ご要望がございましたら
まで。