バファローズNextのプロ野球観戦記'98


 バファローズNextが1998年に見に行ったプロ野球観戦です。カッコの中の勝敗は観戦した試合で自分の応援したチームの勝敗を示します。

バファローズNextのプロ野球観戦記'99

9/20 大阪ドーム
オリックス  1 3 0  0 0 1  2 0 0  7 
近   鉄  0 0 0  2 2 0  0 0 2  6 
オ マーク、小倉、水尾、鈴木、木田 近 小池、レフトウィッチ、西川、岡本、西岡、酒井 本 田口6号、中村27号、谷9号、ニール23号、山本2号 勝 小倉1勝 S 木田11S 敗 岡本8勝12敗 (4勝7敗)
 今日は大阪ドーム公式戦最終戦ということで、今週3度目の野球観戦に。近鉄では球場で毎試合先着20,000名様に配られるラッキーカードを10枚集めたら、好きな選手のサイン入りの色紙をプレゼントするという企画をやっていたので、私も自分の行った分に友達の分を加えたら10枚達成したので、石毛選手のサイン入り色紙を頼んできた。石毛選手は巨人ファンだったころから押さえの切り札として将来を期待して応援していた選手だけど、その後四球を連発するようになり、吉岡選手とともに交換トレードで近鉄に移籍。このトレードは、巨人ファンをやめた大きな要因なのである。
 この日は最終戦ということもあってか、応援団の後ろの席が取れず、応援団よりポールよりの、友達の知り合いが観戦しているところの隣があいていたのでここに陣取る。観客は結局30,000人と、よく入ったと思う。試合前には紀洋選手の100本塁打の表彰が行われ、数多くの御偉い様から金一封と花束を受け取った。
 試合の方は、序盤から田口の2ランなど先発の小池が打たれ、2回KO。以降はレフチウィッチになり、そこそこ押さえておき、反撃を待つ。4回裏に100本塁打で調子がよい紀洋の2ランで2点差に詰め寄り、5回には吉田のスクイズが内野安打となるなどで同点に追いつき、面白くなる。
 6回表から近鉄は必勝体制にと、先発要員でもある岡本をマウンドに。私がトイレに行っているときに谷の代打本塁打で勝ち越される。7回に西岡に代えると、今度はニールに2ランを打たれてしまう。中継ぎ陣が手薄な中での岡本の登板は誤りではないと思うのだが、その岡本を1イニングだけで見切りをつけてしまうのは早急だったように思う。大塚につなげる回まで長い眼で見て欲しいものであった。
 敗戦ムードの漂う中、9回には無死1塁でで代打の切り札・山本の2ランが飛び出す。これで1点差。逆転を期待するも続く水口、大村が倒れて2死。吉田がヒットで出塁し、紀洋の放ったあたりはライトスタンドへ…!! と思った瞬間、無情にもボールはライト嘉勢のグラブの中へ。大きなライトフライだった。
 オリックスは、9回からは連続出場記録のかかるイチローがライトを守ったのだが、この直前に仰木監督はライトとレフトの守備を交代させていた。もし紀洋のときにライトがイチローだったなら…。まさに「仰木マジック」にやられたという感じである。
 試合後は最終試合ということで選手全員がグラウンドで挨拶、バフィー人形をスタンドに投げ入れる。そして負けたというのに「近鉄バファローズの歌」がかかり、応援団も全選手の応援歌を歌う。高須、内匠、高嶋などの応援歌は初めて聞いた。ちなみに余談ながら「メインテーマ」は流れず、近鉄で唯一聞いたことのない応援歌となっている。まあ負けたとはいえ、試合内容も面白かったし、応援か聞けたりセレモニー楽しんだりと、良かった一日だった。
9/16 甲子園
広   島  1 3 0  0 1 0  0 0 0  5
阪   神  1 0 0  2 0 1  0 0 0  4
広 ミンチー、小林幹 神 メイ、吉田豊、伊藤 本 江藤24号、桧山17号 勝 ミンチー14勝9敗 S 小林幹14S 敗 メイ4勝9敗 (4勝6敗)
 この日は昼間に友達からイエローシートの券が余っているからと急に誘われ、2日連続で野球観戦をすることに。試合開始とほぼ同時に球場に着いた。球場では下敷きをもらった。
 初回に1点を失うも、首位打者を狙う坪井の2塁打、送りバント、犠牲フライであっさり同点。ここまではいい展開だったが、2回表には江藤のホームランであっさり勝ち越され、その後も守備のミスなどで3点差になった。4回裏で1点差に追いついたものの、5回表、2死から緒方の打球を和田のエラーで塁に残してしまい(緒方の打率は下がったが)、その後タイムリーで結局1点を失う。6回裏には桧山のホームランが出たが時既に遅し、後が続かない。最後は小林幹に三者三振に押さえられる。
 坪井は4打数2安打で緒方を抜いて打率3位になるが、川上、高橋、小林幹もいい働きをしている。このままでは高橋が新人王になりそうな公算が強く、坪井が新人王を取るには首位打者にならないかぎり苦しい。もっとも坪井が首位打者になっても、川上が最優秀防御率、高橋が打点王を取るようなら新人王は持っていかれるかもしれない。とはいえこの4人、今年のパ・リーグだったら間違いなく新人王を取れるだろうと思うと気の毒である。
 この日は昨日とは違って早い試合展開で、20時半には試合は終わった。消化試合ということもあり観客も少なく、駅の混雑もほとんどなく、梅田に21時ごろに着いたこともあり、交通費を浮かすためにバス2本を乗り継いで帰った。
9/15 大阪ドーム
ロ ッ テ  1 0 1  5 1 2  1 2 0  13 
近   鉄  1 0 2  0 0 0  0 2 0  5 
ロ 小宮山 近 岡本、谷内、香田、西川、レフトウィッチ、西岡 本 フランコ18号 勝 小宮山9勝11敗 S   敗 岡本8勝11敗 (4勝5敗)
 約1ヶ月ぶりの野球観戦。西武にマジックが点灯しているが、近鉄もロッテに勝って優勝争いに食らいつきたいところ。先発が岡本と小宮山では心配かな?と思ったが、結果的にはその心配が的中してしまった。
 この日は65歳以上だと内野自由席が無料になるシルバーデーだったこともあるが、優勝争いしているとあって混んでいた。私も家を出るのがちょっと遅れ、チケット売り場で券を買うのに並ばされたけど、何とか「白いボールのファンタジー」には間に合った。
 試合は、序盤から点の取り合い。岡本がどうもしっかりしないまま、点を失っていく。しかし小宮山も調子がいいわけではなく、近鉄も途中までは押せ押せムードだった。中村、クラークが快打を重ね、山本がタイムリーという形で3回には逆転に成功、再びAクラス入りも夢ではないと思った。しかし4回、ロッテは負傷した小坂の変わりに出場した酒井にタイムリー二塁打を打たれ、再び逆転。ここで問題なのは、逆転された岡本のもとに近鉄は誰もマウンドに足を運ばなかったこと。投手交代もありえた場面だと思うが、誰か一人でもいいから内野陣かコーチがマウンドに駆け寄って岡本を励ましてほしかった。結局、岡本は次のフランコに3ランを浴びてしまう。この時点で8−3と、早くも近鉄の負けパターンとなってしまった。
 その後はロッテのやりたい放題。毎回のように得点を重ね、17安打の猛攻で13点を奪う。近鉄も小宮山から14安打を放ったものの、暴走などで得点を重ねられなかった。これで近鉄は4連敗となり、優勝への道は遠のいていく。この日、ダイエーが西武に勝って2位に浮上したが、首位日本ハムも敗れたため、西武は3位転落ながらマジックは1つへって20。近鉄は残り試合が少ないだけに苦しい展開である。
 球場内に入るときにもらうカードの下二桁が「43」だったので、終盤は「ロッテが13−4で勝てば、明日はタダで野球観戦ができる」と期待していた。近鉄ではこのカードを使って各種商品をプレゼントしているが、相手チームの得点を10の位、近鉄の得点を1の位として下二桁がそろえば次の開催試合の内野自由席券がもらえるというサービスを展開しているのである。8回裏にいったん13−4となったが、礒部のタイムリーによってその夢も消えてしまったのである。その前に無死1、3塁からローズがタイムリーを打って13−4になったときにも、ローズには「大きなアーチ」ではなく「大きなフライ」を期待していた。
8/2 甲子園
巨   人  2 0 0  0 0 0  0 1 0  3 
阪   神  0 0 0  0 1 1  0 4 X  6 
巨 岡島、三沢、河野、岡田、野村、槙原、南 神 メイ、伊藤、弓長、葛西、吉田豊、リベラ 本 ハンセン8号 勝 吉田豊4勝3敗 S リベラ15S 敗 野村1勝4敗 (4勝4敗)
 この日の試合は「乱」に尽きる。この3連戦の初日、ガルベスが審判へ八つ当たりをして今季出場停止の処分が下っているだけに、いらだちが隠せなかったのだろう。
 知人からもらったイエローシートの券で入場。中段くらいで銀傘の切れ目あたり、柱があるのが難点だが、かなり見やすい場所だった。今日は親と観戦、焼き鳥、焼きさざえ片手に野球見物という雰囲気はいいものだ。
 試合は18時にスタート、まあ先発投手から考えて阪神に分があると思ったが、初回に川相のファールラインぎりぎりの打球が安打となる不運もあり、いきなり2点を失ってしまう。しかしその後は両軍ともランナーを出すものの得点には結びつかない。そして5回に元木のタイムリーエラーで1点を返す。ここまでは昨日の近鉄と似た感じ。
 6回にハンセンのホームランで同点。これは鮮やかだった。7回表もピンチになるが何とか切り抜け、いよいよ問題の8回に入る。
 まず8回表、阪神の吉田豊が高橋の手の甲に死球を与える。吉田豊は制球力に欠けるのかよく暴投をするが、思えばこれはたまたまボールが手の甲に向かったのだ。しかし巨人の武上コーチが矢野輝捕手を突ついたため両軍入り乱れる乱闘に。ちなみに私が乱闘を見たのはこの日が初めてである。乱闘の結果、巨人の武上コーチが退場となった。それで動揺したのか、それとも投手が吉田豊だったからか、矢野輝のパスボールで重い1点を与えてしまった。
 その裏、阪神も満塁のチャンスを作り、巨人のピッチャーは守護神・槙原に、今日ホームランを打ったハンセン。期待に応えて2点タイムリー。新庄も3塁打で3点差。それに切れたのか、槙原は次の矢野輝に初球から死球を与えた。この直後、私は「槙原わざとぶつけたんと違うか?」と、乱闘になることを察知した。その瞬間であった。とっさに大熊コーチが飛びひざ蹴り、両軍入り乱れる乱闘となった。私も手持ちの双眼鏡で乱闘の様子と審判の対応を見ていた。結局、大熊コーチが退場となり、巨人のピッチャーも南になった。
 9回をリベラが締めて試合終了。両軍にとっては後味の悪い内容だったかもしれないが、「六甲おろし」を歌え、「あと1人」の指が見られるなど、私・阪神ファンにとっては楽しい試合であった。今季の私の観戦した試合も4勝4敗と借金がなくなり、ほくほくである。

8/1 大阪ドーム
オリックス  0 0 0  1 0 2  1 0 0  4 
近   鉄  0 0 0  0 1 0  1 3 X  5 
オ 小林、水尾 近 岡本、西川、酒井、赤堀、大塚 本 藤井18号 勝 赤堀1勝 S 大塚24S 敗 小林4勝8敗 (3勝4敗)
 この日はクラブの後輩と3人で観戦。オリックス戦でかつ、土曜日で夏休み期間中ということもあり、かなりのお客さんが入場していた。特に3塁側の内野自由席は下段だけでなく上段も人がいっぱい入っており、オリックス人気(イチロー人気?)の健在ぶりを実感。14時前に球場内に入ったのに近鉄側もいつもより客が多く、「満席になる可能性がございますので詰めてお座りください」というアナウンスが流れていた。
 先発は岡本と小林。岡本は後半戦に入りいきなり完封勝利をしたが、その前は打ち込まれていた投手。序盤からオリックス相手に毎回のようにランナーを出すものの、要所を占めており5回を1失点。一方の小林はヒットは数本しか許さなかったものの、四球が出ていたため近鉄側も何回かチャンスはあった。5回にタイムリーエラーで同点に追いついたものの、後輩は「今日は不安や、負けそう」と言い出した。私は「岡本はまずまずの出来だから大丈夫」と思った。
 6回表、オリックス無死1、2塁となったところで岡本をあきらめ、西川に交代。岡本は要所を押さえてきていただけあって、この交代は疑問に思う。そうしたら不安が適中、西川も打たれて、結局2点失う。
 その後近鉄は赤堀になり、7回でもう1点失うと後輩たちは敗戦モードになってしまっていたけど、「小林もそう調子がいいわけではないから何とかなる」と打線に期待。そして8回裏、途中から出場の村上(この日の的山はあたっていたから代えなくてもよかったように思うが)にタイムリー、1点差となり代打安部。ここでオリックスが小林から水尾にスイッチ。左打者を考えて交代させてきたのだろうが、水尾は「左投げ」という以外に特に特徴もない選手なだけに、これはラッキーだった。そして近鉄は計算通り、代打の代打で鈴木を出し、詰まりながらも2点タイムリーで逆転。もし「小林対安部」だったら押さえられていたかもしれない。
 そして9回表を守護神・大塚が押さえ、逆転勝ち。両軍とも途中での左投手の起用が裏目に出た形となったが、左でも中継ぎとして2〜3回を押さえられる実力がないとなかなか通用しないことを浮き彫りにさせた試合だった。

7/12 大阪ドーム
ダイエー   4 0 4  1 0 0  4 0 0  13 
近   鉄  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0 
ダ 佐久本、吉田、藤井 近 岡本、西川、入来、酒井、シャウス 本 吉永8号・9号 勝 佐久本4勝2敗 S   敗 岡本3勝9敗 (2勝4敗)
 昨日勝ったこともあり、勢いに乗って「また明日も観戦しよう」と後輩と意気投合し、再び大阪ドームへ。この日は通常の料金であったが、後輩は近鉄バファローズのファンクラブに入っていて、お連れ様用の割引クーポン券を持っていたので、私もファンクラブ料金(外野自由1300円→900円)で入場できた。
 この日の先発は近鉄が岡本でダイエーは佐久本。岡本は今季調子が悪く、佐久本も本来は中継ぎということもあってか、打ち合いが予想された。ふたを開けてみると、初回から岡本は吉永に満塁ホームランを打たれ、いきなり4点を追う立場に。それでも4月25日の9点を追うよりはよっぽどマシ。「相手も佐久本だから点取れるだろう」と思っていたからだったが、実際は違った。近鉄もランナーが出るものの、ここというときに佐久本に押さえられてしまう。3回にも吉永にホームランを打たれ、今日6打点。この時点で勝負合ったと感じた。そして近鉄は結局1点も取れないまま負けてしまう。しかし負けた相手がダイエーということもあってか、4月25日のときほど険悪なムードにはならなかった。
 この日のダイエーファンは大勝ちということで喜びまくっていた。打者がロペスのときにはいつもの応援ではなく、広島ファンが応援するように交互に立ったり座ったりする応援をするなど、見ていて楽しそうだった。
7/11 大阪ドーム
ダイエー   0 0 0  0 0 0  0 0 0  0 
近   鉄  2 2 0  0 0 0  3 0 X  7 
ダ 木村恵、斎藤、篠原、藤井、吉武 近 高村 本 クラーク13号・14号 勝 高村6勝5敗 S   敗 木村恵2勝4敗 (2勝3敗)
 2ヶ月ぶりに近鉄の応援。この日もクラブの後輩たちと観戦に。この日は近鉄の帽子をかぶって球場に行くと内外野とも無料で入れることもあって、私も帽子を新調。近鉄が次第に楽しくなってくる。この企画のおかげか、土曜日にしてはかなりの客が入っている。昨季はドーム元年ということで観客動員数も過去最高だったのに、今季は落ち込みが目立っているので、ぜひ大阪ドームにも足を運んで欲しいと思う。
 さて試合は、初回、2回とクラークの2打席連続ホームランが飛び出し、序盤で4点リード。高村も無難に投げ、後は安心して見ていられる展開だった。そして7−0と快勝し、私も大阪ドーム5回目の観戦にして初勝利を挙げることができた。昨季は阪神(対広島)、ヤクルト(対巨人)と2敗、今季もここまで2敗だっただけに感動もの。そしてこの日は大阪ドームに「近鉄バファローズの歌」がかかり、喜んで歌った。
 それにしても近鉄ファンよりダイエーファンの方が多いように思う。南海が身売りしてから10年目になるが、関西のホークスファンはまだまだ健在である。それにダイエーの応援団は上段に陣取ることもあってか(近鉄は下段)、音も響き渡るように思う。
7/9 大阪ドーム
横   浜  2 0 0  6 1 0  0 0 2  11 
阪   神  1 0 0  2 0 0  0 0 0  3 
横 戸叶、横山 神 中込、竹内、井上、葛西、弓長 本 桧山9号 勝 戸叶3勝5敗 S   敗 中込5勝7敗 (1勝3敗)
 当初は6月の阪神戦に行く予定があったのだが、雨で流れてしまった。そして知合から大阪ドームの阪神戦のチケットをいただき、阪神戦として大阪ドームに観戦。昨年も大阪ドームへ阪神−広島戦を見に行ったが、今季は大阪ドームでの阪神戦が減って残念である。
 試合は、調子にのるチームと、どん底にいるチームの違いがもろくも出た。阪神は初回に2点を失ってしまう。その裏で桧山のホームランが出たこともあって序盤はきっこうしたいい試合だったが、4回の横浜の攻撃に対しての阪神の作戦はどうも疑問を感じる。中込の続投に関しては、強力な中継ぎ陣でないことから私も賛成である。しかし、2、3塁の場面で4番ローズを敬遠、満塁にして5番「満塁男」駒田との勝負と言うのは分からない。駒田は満塁で力を発揮することは有名で、今季も満塁本塁打を2本打っている。案の定、駒田は走者一掃の二塁打を放ち、続く調子に乗っている佐伯にもタイムリー。やはりここは、一時期不調で二軍に落ちていたローズと勝負すればよかったのではないか。
 昨年大阪ドームに行った時は延長の末敗れ、メガホンがグラウンドに落ちてきた。大阪ドームはメガホンが投げやすいのか、甲子園よりメガホンの数が多いように思う。この日も試合終了と同時に黄色いメガホンがグラウンドに大量に落ちてくるのではないか、と思っていたら、9回表の横浜の攻撃の時から少しずつ落ちてきていた。そして試合終了直後、案の定ライトスタンドから黄色いメガホンがグラウンドに落ちてきたのであった。誠に残念である。
5/6 藤井寺
日本ハム  1 2 2  0 0 0  2 0 0  7 
近   鉄 4 1 4  0 0 0  0 0 X  9 
日 清水、島崎、黒木、下柳 近 小池、柴田、盛田、大塚 本 田中6号、ブルックス7号 勝 小池3勝1敗 S 大塚8S 敗 島崎1敗 (1勝2敗)
 昨日の大阪ドームの帰り、また別の友達から電話があり、「明日、藤井寺球場行かへん?」と野球のお誘いがあった。チケットが余っているとかで、大阪ドームのウップンを晴らしたかった私は再び球場に足を運ぶことにした。
 久しぶりの藤井寺球場。93年の近鉄−西武戦以来5年ぶりである。席は何とロイヤルシートで、バックネット裏2列目だった。試合開始前に選手がサイン入りのボールを投入れてくれるプレゼントがあるが、通路を挟んで私の隣にいた人が武藤選手のボールを受け取っていた。
 大阪ドームで買ったメガホンと、サポーターズハンドブックを手に近鉄を応援。とはいえバックネット裏なのとトランペットが禁止なのもあって大声で応援という分けではなかったが、それでもバックネットでは声を出している方だったかもしれない。そのお陰か、序盤から順調に得点を重ね、見事今季観戦初勝利となった。
 盛田投手のヒーローインタビューのあと、「近鉄バファローズの歌」が歌えるのかなと思ったら、現在は本拠地ではないからか、何故かかからなかった。とはいえこの日の日ハムは代打で落合が出るなど、面白い試合だった。藤井寺に臨時停車する急行で帰宅。
5/5 大阪ドーム
日本ハム  3 3 1  1 0 0  0 0 1  9 
近   鉄 1 0 0  2 0 0  0 0 1  4 
日 芝草 近 高村、酒井、入来、西川 本 ウィルソン8号、田中5号、ローズ4号 勝 芝草3勝1敗 S   敗 高村2敗 (2敗)
 この日は久しぶりにパ・リーグの観戦。93年に藤井寺球場で近鉄−西武戦に行って以来である。93年の時は西武を応援に行った(勝てばリーグ優勝だったけど引き分けで優勝の瞬間は見られなかった)のだが、今回は大阪ドームに本拠地を移した近鉄の応援である。クラブの後輩たちと観戦。
 久しぶりのパ・リーグとあって、試合前の催しや雰囲気などが大分と変わっていた。藤井寺では鳴り物が使えないが、ここ大阪ドームではトランペットが響きわたる。それと以前は、試合前と5回終了後に「近鉄バファローズ」の歌がかかっていたが、試合前にはパ・リーグ連盟歌「白いボールのファンタジー」、そして7回裏には「炎えろ!近鉄バファローズ」がかかる。球場でもらったサポーターズハンドブックを手に必至で応援したが、日ハム打線に翻弄されいいところなく負けた。
 応援歌も少し覚えるなど収穫はあった。また応援したくなった。
4/25 甲子園
巨   人 9 3 0  0 0 0  0 0 1  13 
阪   神 0 0 0  0 0 1  0 1 0  2 
巨 趙、入来 神 クリーク、山岡、古溝、井上、竹内、伊藤 本 清原2号 勝 趙2勝 S   敗 クリーク2敗 (1敗)
 今季初めて見に行ったのは甲子園だった。この日はクラブの後輩2人と行き、甲子園まで行くのに、1日3本しかない大阪市バスの支104A系統や、2月15日に運転開始された直通特急に乗れたのは良かったが、試合内容は最悪。いつまで経っても1回裏の攻撃が始まらない。クリークが2点取られた時点で投手交代したのはいいと思うが、山岡はないだろう…。1軍ではまだこれといった実績がないだけに、もう少し実績のある投手にするべきだった。なお山岡は数年後を見込んでじっくり育ててほしい。
 それと、2回裏で早くも帰宅するファンが見られた。確かに12点差をひっくり返したことは過去のデータを見ても存在しない(10点差が最高)が、弱くても応援するのが阪神ファンのいいところなのだから、せめて試合成立までは見てほしいところ。私は最後まで見たかったが、後輩2人が早く帰りたかったようで、彼らの圧力に負けてしまい8回途中で帰宅することに。
 それと、残念なことに試合途中で黄色いメガホンがグラウンドに投げ入れられた。確かに腑甲斐ない試合展開にいらだつのも分かるが、ファンのマナーとしてメガホンをグラウンド内に投込むのはやめてほしい。グラウンドにメガホンを投げるのは東京ドームで、それもオレンジと黒のものだけになってほしいものである。
ご意見、ご要望がございましたらmailまで。
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